現在のパートナーだけでは満たされず、セカンドパートナーという関係性に惹かれる方は少なくありません。しかし、こうした関係性はオープンにしにくく、周囲の目や倫理的な葛藤に悩む方も多いでしょう。
セカンドパートナーを探す方法は、知人からの紹介やSNSでの交流などいくつかあります。近年では、同じような目的を持つ人が集まりやすいという点で、既婚者向けのマッチングアプリも注目されています。
さまざまな選択肢の中で、自分に合った出会い方を見つけるため、それぞれの特徴を知りましょう。
この記事では、セカンドパートナーの募集方法やおすすめの既婚者マッチングアプリについて、選び方や使い方を交えて解説します。
セカンドパートナーの探し方とは?
セカンドパートナーを探すには、さまざまな出会いの選択肢があります。ご自身のライフスタイルや、相手にどのような関係性を求めているのかは、人それぞれで大きく異なるでしょう。
そこで、セカンドパートナーの具体的な探し方と、それぞれの方法が持つ特徴をしっかり理解しておくことが重要です。そうすることでミスマッチを防ぎ、ご自身の状況や目的に合った、より良い出会いを見つける可能性が高まるでしょう。
ここでは、セカンドパートナーの探し方について、5つ解説します。
- マッチングアプリで募集する
- 知人・友人に紹介してもらう
- 合コンに参加する
- コミュニティに参加する
- SNSで探す
関連記事:セカンドパートナーの作り方を徹底解説!おすすめの既婚者マッチングアプリも紹介
①マッチングアプリで募集する
仕事の合間や自宅にいるときなど、時間や場所に縛られず活動できるマッチングアプリの人気が近年高まっています。
とくに既婚者専用アプリの場合、ユーザーは既婚者同士であるため、一般のマッチングアプリと比べて相手が結婚しているか確認する手間が省けます。プライバシー保護機能が充実しているアプリが多いので、安心して利用できるのもメリットのひとつです。
全国各地から多種多様な人が利用しているため、自分の希望に合った相手を見つけやすいでしょう。
②知人・友人に紹介してもらう
信頼できる知人や友人からの紹介であれば、相手の素性がある程度わかるため安心感があります。
しかし、共通の知人・友人がいると、セカンドパートナーと一緒にいるところを目撃されたり、噂が広がったりする可能性が高いため、リスクのある方法といえます。
職場でセカンドパートナーを作って関係がバレた場合は、会社からのイメージが悪くなりキャリアに悪影響を与える可能性もあるため、リスクも頭に入れたうえで紹介してもらうことが重要です。
③合コンに参加する
独身者向けの出会いの場として一般的な合コンですが、最近では既婚者用の合コンもあります。参加者に対して結婚しているか確認したり、自分が既婚者であることを告白する心理的負担もありません。
ただし、配偶者や知人に知られるリスクを避けるためには、自宅や会社から離れた場所で開催される合コンを選ぶなどの配慮が必要でしょう。
④コミュニティに参加する
趣味のサークルや習い事、スポーツジムなどのコミュニティは、共通の関心事を持つ人が集まる場なので、自然な形で意気投合しやすい傾向があります。
ただし、コミュニティは必ずしも男女の出会いを目的とした場ではありません。相手が求めていない状態で距離を縮めようとすると、コミュニティ内の人間関係に影響を与えるリスクもあります。
そのため、コミュニティへの参加は、自然な出会いが期待できる反面、慎重なアプローチが求められるでしょう。
⑤SNSで探す
X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSは、利用者が多く匿名性も高いため、手軽にコンタクトを取りやすいと感じる人もいます。
しかし、SNSによっては出会い目的の利用が禁止されていて、規約違反となる可能性があります。また、個人情報の取り扱いや相手の信頼性を見極めるのが難しく、トラブルに巻き込まれるリスクが高い方法といえるでしょう。
【結論】セカンドパートナーを募集するなら、既婚者マッチングアプリ!
既婚者マッチングアプリは、「家族や職場に知られずに、秘密の関係を築きたい」という利用者が多くいます。時間的な制約や連絡の取り方など、お互いのデリケートな事情を理解し、秘密を守るための配慮ができる相手を見つけやすいのがメリットです。
また、単なる出会いの場としてだけでなく、利用者それぞれの状況や求める関係性に応じたつながりを見つけられます。
ここでは、既婚者マッチングアプリを実際に利用した人のエピソードを3つ紹介します。
- 心のよりどころが欲しい
- 夫婦で公認のセカンドパートナー
- プラトニックな関係
①心のよりどころが欲しい
配偶者との関係の中で心理的に満たされないという気持ちから、「誰かに話を聞いてほしい」とセカンドパートナーを求める人は少なくありません。既婚者マッチングアプリには、こうした精神的なつながりを求める人が、同じ相手を探しやすいというメリットがあります。
以下のような事例があります。
夫からのモラハラに悩み、心のよりどころを求めていたAさん。彼女は、夫とは異なるタイプの優しく話を聞いてくれる相手との出会いを期待し、既婚者マッチングアプリでセカンドパートナーの募集を始めました。 |
②夫婦で公認のセカンドパートナー
夫婦間の合意のもとで、セカンドパートナーを認めているケースもあります。このような場合、オープンな関係性を理解し、受け入れてくれる相手を探す必要があるため、同じような境遇の人を探せる既婚者マッチングアプリが選ばれやすいでしょう。
以下のような事例があります。
夫婦関係が悪化し一度は離婚したものの、互いに干渉しないことを条件に復縁したBさん夫婦。条件のひとつとしてセカンドパートナーを持つことをお互いに公認したため、Bさんはこの特殊な状況を理解し、受け入れてくれる相手を既婚者マッチングアプリで探しています。 |
③プラトニックな関係
セカンドパートナーを求める人の中には、「気の合う異性の友人が欲しい」といった、プラトニックなつながりを重視する人も一定数存在します。既婚者マッチングアプリでは、こうしたプラトニックな関係性を希望する人同士がマッチングすることも可能です。
以下のような事例があります。
既婚者マッチングアプリを利用しているCさん。実際にやり取りする中で、恋愛関係を求めるユーザーだけでなく、話し相手や食事友達が欲しいといった、プラトニックな関係を希望するユーザーもいることに気づいたそうです。 |
セカンドパートナー募集におすすめのマッチングアプリ5選
セカンドパートナーを探すうえで、どのマッチングアプリを選ぶかは重要なポイントです。プライバシー保護を最優先したいのか、特定の年齢層や共通の目的を持つ人と出会いたいのかなど、重視するポイントによって最適なアプリは変わってきます。どのアプリが自分に合っているかを知るため、それぞれの特徴を理解しましょう。
ここでは、セカンドパートナー募集におすすめのマッチングアプリを5つご紹介します。
YOLOO | Healmate | 既婚者クラブ | カドル(Cuddle) | Afternoon. | |
会員数 | - | 30万人以上 | 50万人 | 50万人 | 3〜4万人 |
年齢層 | - | 20代〜60代 | 20代〜50代 | 20代〜50代 | 30代〜50代 |
料金(月額) | 男性:9,980円(税込)〜、女性:無料 | 男性:9,800円(税込)〜、女性:無料 | 男性:8,880円(税込)〜、女性:無料 | 男性:9,980円(税込)〜、女性:無料 | 男性:9,800円(税込)〜、女性:無料 |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 有料/VIP |
運営元 | DP株式会社 | レゾンデートル株式会社 | 株式会社リンクス | ThirdPlace株式会社 | 株式会社アフターヌーン |
公式サイト |
YOLOO
YOLOOは、プライバシー保護機能が充実しているのが大きな特徴です。無料で利用できる身バレ防止機能が多く、安心して利用したい方に向いています。
また、相手を検索するだけでなく、共通の趣味や話題でつながれるコミュニティ機能や、目的別に相手を募集できる機能があり、多様な出会い方が可能です。とくに女性は全ての機能を無料で利用できるため、気軽に始めやすいでしょう。
会員数 | - |
料金(月額) | 男性:9,980円(税込)〜、女性:無料 |
年齢層 | - |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 |
運営元 | DP株式会社 |
公式サイト |
【利用者の声】
- 「プライバシーがしっかり守られるので、安心して利用できます」
- 「一緒にいて居心地のいい人に出会えました」
Healmate
Healmateは、ブラウザでの利用が可能なため、アプリのインストールが不要、本名公開も必要ないなど、周囲に利用を知られたくない方への配慮が行き届いています。
特徴的なのは、会員や運営が主催するリアルイベントが開催される点です。また、完全匿名で投稿できる掲示板機能もあり、悩み相談や情報交換の場としても活用できます。
会員数 | 30万人以上 |
料金(月額) | 男性:9,800円(税込)〜、女性:無料※プレミアムプランは1,380円(税込)〜 |
年齢層 | 20代〜60代 |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 |
運営元 | レゾンデートル株式会社 |
公式サイト |
【利用者の声】
- 「ブラウザで使えるのが良い」
- 「イベントや掲示板を通じて、人脈が広がりました」
既婚者クラブ
既婚者クラブは、多くの会員の中から理想の相手を探したい方におすすめです。また、「既婚者フレンド」という、恋愛関係だけでなく友人関係を求めるユーザーにも配慮したコンセプトも特徴的です。
プロフィール写真のぼかし加工やメッセージ削除機能など、プライバシー保護にも力を入れているので、安心して利用できるでしょう。
会員数 | 50万人 |
料金(月額) | 男性:8,880円(税込)〜、女性:無料 |
年齢層 | 20代〜50代 |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 |
運営元 | 株式会社リンクス |
公式サイト |
【利用者の声】
- 「会員数が多いからか、自分と似たような価値観の人と出会いやすいです」
- 「家庭や日々のストレスから解放されるような、認めてくれる人に出会えました」
カドル(Cuddle)
カドル(Cuddle)は、自分の好みにもとづいて、AIが相性の良い相手をおすすめしてくれるため、効率的に相手を探したい方に向いています。
既婚者の状況に配慮した機能も多く、活動を隠したい時間帯を設定できるシークレットモードや、特定の相手にだけ写真を公開できるギャラリー機能など、プライバシーを守りながら活動できます。
会員数 | 50万人 |
料金(月額) | 男性:9,980円(税込)〜、女性:無料 |
年齢層 | 20代〜50代 |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 |
運営元 | ThirdPlace株式会社 |
公式サイト |
【利用者の声】
- 「AIのおすすめ精度が高く、効率的に出会えました」
- 「シークレットモードなど、既婚者の事情を理解した機能がありがたい」
Afternoon.
Afternoon.は、ブラウザ版のみでサービスを提供しているのが特徴です。
ニックネームでの利用が可能で、24時間365日の監視体制によってサクラや迷惑ユーザーの排除にも力を入れています。シンプルな機能性と安全性の高さを重視する方におすすめです。
会員数 | 3〜4万人(推定) |
料金(月額) | 男性:9,800円(税込)〜、女性:無料 |
年齢層 | 30代〜50代 |
プラン | 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 |
運営元 | 株式会社アフターヌーン |
公式サイト |
【利用者の声】
- 「子育てがひと段落して、趣味の友達作りのため登録。メッセージのやり取りが毎日の癒し時間です」
- 「掲示板で他の人の悩みを見たり、自分の悩みを相談できる相手が見つかって、気分転換になっています」
既婚者マッチングアプリを選ぶ際の5つのポイントとは?
既婚者向けマッチングアプリを安易に選んでしまうと、プライバシー漏洩のリスクや、目的とは異なるユーザーとのミスマッチにつながる可能性があります。
安全かつ効率的に理想の出会いを実現するために、自分に合ったアプリを見極めることが大切です。後悔しないアプリ選びのために、ポイントを理解しておきましょう。
ここでは、既婚者マッチングアプリを選ぶ際の5つのポイントを解説します。
- 既婚者専用のアプリか
- プライバシー保護は万全か
- ブラウザ版があるか
- 会員数は多いか
- 口コミ・評判はどうか
①既婚者専用のアプリか
一般的な恋活・婚活アプリは独身者向けのため、既婚者が利用すると、相手から「独身だと思っていた」という誤解からトラブルにつながるおそれがあります。
また、既婚者が利用することを禁止している場合が多く、バレてしまうとアカウント停止などのペナルティを受けてしまうでしょう。
最初からユーザーが既婚者であることを前提としている既婚者専用アプリを選べば、そのような心配がなく、お互いの状況を理解したうえで安心してパートナーを探せます。
②プライバシー保護は万全か
「セカンドパートナーは探したいけれど、家族や知人に知られたくない」と考える方は多いでしょう。
そのような場合、プロフィールを特定の人にだけ公開できる機能や、顔写真をぼかして表示できる機能など、プライバシーを守るサービスが充実しているアプリを選ぶと安心です。
③ブラウザ版があるか
スマートフォンのホーム画面にマッチングアプリのアイコンがあると、家族に見られる可能性があります。
パソコンやスマートフォンのブラウザから利用できるブラウザ版のあるサービスであれば、アプリをインストールする必要がありません。利用履歴も消しやすいため、周囲に知られるリスクを減らせます。
④会員数は多いか
会員数が多いほど、出会いのチャンスは広がります。とくに地方在住の方や、年齢や趣味など特定の条件で相手を探したい場合、会員数の多さがより重要になります。
ただし、ただ多いだけでなく、実際に活動しているアクティブな会員が多いか、自分が希望する年齢層の人がいるかもあわせて確認すると良いでしょう。
⑤口コミ・評判はどうか
アプリのリアルな使い心地や注意点を知るには、実際に利用した人の声(口コミや評判)を調べるのが有効です。SNSやアプリ紹介サイトなどで、良い点だけでなく悪い点も含めてチェックしましょう。
利用者の正直な意見は、自分に本当に合ったアプリかを見極め、後悔しない選択をするための貴重な情報源となります。
セカンドパートナーが見つかるまでの流れとは?マッチングアプリの使い方をステップで紹介
マッチングアプリで理想のセカンドパートナーを見つけるためには、登録から実際の出会いに至るまで、各ステップの手順を理解することが大切です。単にアプリに登録しただけでは、期待していたような出会いにつながらない可能性があります。
理想のセカンドパートナーと出会うために、手順をしっかりと理解し、一つひとつ丁寧に進めていきましょう。
ここでは、マッチングアプリの使い方を5ステップで紹介します。
- マッチングアプリに登録
- プロフィール作成
- 理想の相手探し
- メッセージのやり取り
- リアルな交流
①マッチングアプリに登録
まず、アプリやウェブサイトを選び、アカウントを作成しましょう。メールアドレスや電話番号を使い、ニックネームや年齢、居住地などを入力します。
アプリを安全に利用するために、運転免許証などで本人確認が必要な場合が多いです。
②プロフィール作成
プロフィールは自分を知ってもらうための大切な名刺代わりです。仕事や趣味、休日の過ごし方など具体的に書きましょう。なぜパートナーを探しているのか、どんな関係を望むのかを正直に書くことで、価値観の合う相手と出会いやすくなります。
写真は清潔感のある明るい雰囲気の写真を選ぶと、相手に良い印象を与え、「話してみたい」と思ってもらえる可能性が高まります。自己紹介文と写真で、あなたの魅力を伝えましょう。
③理想の相手探し
アプリには相手を探すための検索機能があります。年齢や住んでいる場所、趣味などで条件を絞り込めば、効率よく好みの相手を見つけられます。
気になる人がいたら、その人のプロフィールをよく読んで、価値観や雰囲気が合いそうか確認しましょう。「この人いいな」と思ったら、「いいね」を送るなどして好意を伝えます。相手からも「いいね」が返ってきたらマッチング成立となり、個別にメッセージを送り合えるようになります。
④メッセージのやり取り
最初のメッセージは「よろしくお願いします」のような簡単な挨拶だけでなく、相手のプロフィールのどこに興味を持ったかを具体的に伝えると、好印象につながりやすいです。
ただし、すぐに「会いましょう」と誘うのは相手を警戒させてしまいます。焦らず、少しずつお互いのことを知っていくのが大切です。
⑤リアルな交流
お互いに「会ってみたい」と感じたら、実際に会う約束をします。お互いに既婚者であるため、会う場所は人目につきにくいカフェの個室や、お互いの生活圏から離れた場所などを選ぶ配慮が必要です。
実際に会ってみて、お互いに好印象を持ち、また会いたいと思えたら、今後の連絡方法や会う頻度などを相談しましょう。
まとめ|セカンドパートナーを募集するなら既婚者マッチングアプリを活用しよう
この記事では、セカンドパートナーの募集方法やおすすめの既婚者マッチングアプリについて、選び方や使い方を交えて解説しました。
セカンドパートナーというデリケートな関係性を求める場合、目的を共有する人が集まり、プライバシーを守りながら効率的に相手を探せる既婚者マッチングアプリがおすすめです。さまざまなアプリがあるので、サービス面や口コミを比較し、自分に合ったアプリを選ぶことで満足した利用できるでしょう。
セカンドパートナーを探すことは、心の充足を求めるひとつの方法です。しかし、自分自身や周りの人を傷つけないよう、賢明な判断と行動を心がけましょう。