良い人だけどつまらない男性との結婚生活はどう?体験談や解決方法を解説

「良い人だから安心」と思って結婚したのに、実際に一緒に暮らしてみると退屈と感じる人は少なくありません。このような生活が続けば、「こんなはずではなかった」と感じてしまい、今後の人生に思い悩んでしまうかもしれません。
このようなタイミングを機に、一度、夫婦の関係性について考えてみるのがおすすめです。冷静に考え直すと、お互いにとっての最適解が見え、「つまらない」から「楽しい」と感じることもあるでしょう。
この記事では、つまらないと感じる男性との結婚生活について、体験談や解決方法を交えて紹介します。
【2人に1人】結婚を後悔している女性は多い
「夫に大きな問題はないけれど、毎日の生活がなんだかパッとしない」と感じる女性は、実はめずらしくありません。
マッチングアプリ「ハッピーメール」を提供する株式会社アイベックでは、既婚者200名(男女)を対象に結婚の後悔に関する調査をおこないました。この調査からは、「2人に1人の女性が結婚を後悔している」という結果となり、同じような悩みを抱えている人は多いことがわかります(※)。
結婚生活を長続きさせるためには、同じ悩みを抱える女性が多いという事実を受け止め、早めに問題点を整理しておくことが大切です。
(※)参考:PR TIMES「結婚を後悔している人が5割?!理由や結婚生活のリアルを既婚男女に調査」
関連記事:結婚生活がつまらない...原因と夫婦&自分が変わるヒントを紹介
結婚生活がつまらない男性の特徴5選
「夫が優しいのに、なぜか毎日が退屈だ」と感じる人は、夫の言動や価値観を振り返ってみると原因が見えてくるかもしれません。夫婦生活は同じ屋根の下で暮らしているため、わずかな不満であっても積み重なると、夫婦のすれ違いを深めるおそれもあります。
最悪の場合には離婚や別居になりかねないため、まずは該当する点がないか確認して、早めに対策を考えてみてください。
ここでは、結婚生活がつまらない男性にありがちな特徴を5つ解説します。
- 会話がつまらない
- 趣味や楽しみを持っていない
- 変化や新しい挑戦を避ける
- 男性としての色気がない
- 理想の夫像とのギャップが大きい
①会話がつまらない
会話が広がらない男性は、夫婦間のコミュニケーションが停滞しやすくなってしまいます。たとえば、夫が毎日同じような仕事の話だけをしている場合、「一緒にいても刺激がない」と感じやすくなるでしょう。
また、話題や言葉のキャッチボールが少ないと、日常生活全体にハリがなくなり、ちょっとした悩みや出来事も共有しにくくなります。
こうした状態が続くと、夫婦なのにお互いのことをよく知らない関係になり、余計に距離を感じるようになるので注意が必要です。
②趣味や楽しみを持っていない
趣味や楽しみがない男性は、生活の変化が乏しく、夫婦で話し合うネタが限られてしまいます。夫婦間で共通の趣味を見つけるきっかけも得られないままの場合、お互いの成長を感じにくく、ただ同じ家で暮らしているだけという実感が強まります。
もし夫に趣味を持つ気がなければ、自分の趣味ややりたいことに夫を少し巻き込んでみるのも1つの手です。最初は乗り気でなくても、一緒に体験するうちに興味を持ち始める可能性があり、そこから夫婦で新しい楽しみを育むチャンスが生まれるかもしれません。
③変化や新しい挑戦を避ける
安定や安心を好む一方で、新しいことに挑戦しない男性は生活が単調になりやすいです。最初は「落ち着ける人」と好印象でも、何年も同じパターンを繰り返していると、「また同じことの繰り返し」とモチベーションが下がってしまうでしょう。
このようなタイプの夫であれば、あなた自身で新しい挑戦をしてみて、その勢いを夫に伝播させる方法もあります。実際に楽しそうに過ごす姿を見せると、少しずつ興味を持ってくれる可能性が高まるでしょう。
④男性としての色気がない
長く夫婦生活を営んでいると、外見や身だしなみに無頓着になってしまう男性も少なくありません。また、不健康な習慣から体形が崩れたり、髪型や服装がいつも同じだったりする状態が続き、異性としての魅力も薄れてしまいます。
こうした状態を変えたいのであれば、まずは夫に伝える方法が効果的でしょう。ただ、傷つけてしまいそうであれば、相手を尊重しつつ「一緒に筋トレしよう」や「新しい服を試してみよう」と提案するなど、楽しみながら外見を意識する機会を増やすと、少しずつ効果が表れるかもしれません。
⑤理想の夫像とのギャップが大きい
結婚前に「頼もしくて刺激的な男性」を理想としていた場合、現実の夫が落ち着きすぎていると物足りなさや落胆を大きく感じてしまいます。いくら優しくても「つまらない」と感じる要素が積もれば、理想と現実の差がくっきりと浮かび上がり、そのギャップに苦しむことになるでしょう。
このような事態を避けるためにも、「理想と現実は全く異なるもの」と認識するだけでも、心の負担は多少和らぐことがあります。結婚生活で得られる安定感や安心感など、理想とは別のメリットを見つけておくと、「つまらない」という意識が少しずつ緩和されるかもしれません。
【体験談】つまらない男性と結婚した女性の声
もし、夫との結婚生活に「つまらない」と感じる場合は、同じような感情を抱く女性の声に目を向けると良いでしょう。同じような状態からどのような行動をとっているのか、あるいは行動しようとしているのかがわかるだけでも、事態を打破するためのきっかけになるかもしれません。
ここでは、つまらない男性と結婚した女性の声について、実際の体験談をもとにまとめました。
イライラしている私に気を遣う
ある女性は真面目で家事や育児も協力的な夫に対して「つまらない」と感じ、嫌気がさしているようです。
夫はお酒やギャンブルをせず、趣味は草野球のみで倹約家ですが、会話や態度が固く、休日も指示がないと行動しません。夜の生活での変化を望む彼女の期待にも応えず、不満が募っていました。
恋人時代は好青年に見えたおとなしさが、結婚と子育てを経ても変わらず、顔や声さえ嫌になって離婚を考えるほどイライラが増加しています。さらに、夫の気遣いによってストレスを感じることもあり、自己嫌悪に陥ってしまいます。
このように二人の在り方について悩んでいましたが、人に相談することで、「相手の気持ちを知ること」を意識するようになりました。
参考:Yahoo!知恵袋「つまらない夫に、心底冷めてしまい困っています。...」
男らしさを感じない
ある女性は結婚8年目で、6歳と2歳の子どもを育てながら、真面目な夫との生活に物足りなさを感じています。
夫は飲酒やギャンブルをせず、家事育児に協力的で子どもたちからも慕われているものの、引っ張ってくれるタイプではなく、アウトドアにも積極的ではありません。
彼女は夫と一緒にいると気を遣わずに済む点を評価しつつも、友人からの賑やかな行事やアウトドアを夫婦で楽しむ話を聞くと羨ましくなり、夜に夫婦で晩酌をしたり夫の友人を紹介してもらったりしたいと思っています。
離婚までは考えないものの、自分がわがままなのかと葛藤し、「もっと楽しめる方法はないのか」と模索しているようです。夫の真面目さや家族思いの姿勢に感謝する一方で、物足りなさから複雑な気持ちを抱いている状況です。
ただ、人に相談することで、このような悩み自体が「贅沢」であることを実感しました。今の状態に感謝し、夫と向き合う道を選びました。
参考:Yahoo!知恵袋「夫との生活がつまらないと感じる...」
【良い人だけど】結婚生活がつまらないと感じたときにやるべきこと
「退屈さや物足りなさを感じる結婚生活を何とかしたい」と思っていたら、まずは具体的な行動を起こすことが重要です。
自分一人で抱え込んでいると何も変わらないまま時間が過ぎ、気づいたときにはお互いの気持ちが完全に離れてしまっている可能性もあります。まずは小さな工夫から始めて、日々の暮らしに新しい風を取り入れてみてください。
最後に、結婚生活がつまらないと感じたときにやるべきことについて、以下の3点を紹介します。
- 結婚生活の良い面に目を向ける
- 日常会話やスキンシップを増やす
- オープンマリッジという選択肢も
①結婚生活の良い面に目を向ける
つまらないと感じる要素がある一方で、安定した生活や経済面の安心感など、見落としがちなメリットも存在します。夫が大きなリスクをともなう行動をしないからこそ、家計が乱れにくく、精神的な不安を抱えずに暮らせるという事実もあるでしょう。
ネガティブな面ばかりに注目すると不満が増幅してしまうので、まずは「今の夫婦生活でありがたいと思えるポイント」を探してみることが大切です。多くのプラス面が見つかると、夫への感謝の気持ちが少しずつ高まり、不満を改善しようとするモチベーションにも繋がっていきます。
②日常会話やスキンシップを増やす
朝や帰宅後の挨拶を丁寧にする、外出先で「今どこにいるの?」と一言連絡を入れるなど、些細なやりとりでも意外と効果があります。
このように、つまらない結婚生活を変える第一歩として「夫婦のコミュニケーションを増やすこと」が挙げられるでしょう。ちょっとしたボディタッチや「今日もお疲れさま」と言葉をかけるだけでも相手を気にかけていると伝わりやすく、マンネリを解消するきっかけを作れるでしょう。
③オープンマリッジという選択肢も
夫婦の形は多様化しており、近年では「オープンマリッジ」という選択肢をとるカップルも存在します。
この「オープンマリッジ」とは、お互いの理解と合意の上で、結婚関係を維持しながらパートナー以外の人との交友や恋愛を認め合うという考え方です。新しい刺激を得たいと考える人にとっては魅力的な面もあるものの、ルールづくりやコミュニケーションが不十分の場合にはトラブルが起きるリスクがあります。
オープンマリッジに踏み切る場合は、自分とパートナーの価値観をしっかり確かめ、後悔しないように事前に十分な話し合いを行うことが大切です。
オープンマリッジはすべての夫婦に向いているわけではありませんが、選択肢の1つとして頭に入れておくと、より広い視点で夫婦の未来を考えられるでしょう。
関連記事:オープンマリッジとは?体験者の声をもとにメリット・デメリット、相手の見つけ方も
まとめ|結婚生活がつまらないと感じたら自らアクションを
この記事では、つまらないと感じる男性との結婚生活について、体験談や解決方法を交えて紹介しました。
良い人だけどつまらない男性との結婚生活には、退屈を感じる部分と同時に安定感というメリットもあります。しかし、退屈さを放置したままでは、夫婦としての絆が深まらないどころか心の距離が離れてしまうリスクが高いでしょう。
自分から話題を振って会話を増やす、新しい趣味やデートスポットに誘ってみるなど、小さなアクションを起こすだけでも状況は変わるかもしれません。
大切なのは、問題意識を持って素直に行動を始めることです。少しずつ夫との関係が変わってくれば、結婚当初には見えなかった新たな魅力や楽しさを再発見できるでしょう。
いつまでも不満に浸るのではなく、前向きに行動を起こして、より良い夫婦関係を築いてみてください。