既婚者と食事に行く女性心理とは?発生するトラブルと対処法まで解説

配偶者以外の女性に対して2人きりの食事に誘った際、あっさりとOKをもらえると「彼女は私に好意があるの?」と気になる男性も多いのではないでしょうか。実際、既婚者の男性と2人きりで食事をする女性も少なくありません。
しかし、相手の女性は「好意がある」というだけでなく、さまざまな理由から誘いを承諾した可能性があります。もし、相手の気持ちを誤って解釈してしまうと、独身女性との関係性や家庭内での信頼に影響が出てしまうリスクがあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、相手の女性の心理を理解しておくことが大切です。
この記事では、既婚者と食事に行く女性心理について脈アリのサインから発生するトラブルなどを交えながら解説します。
既婚者男性と食事に行く女性の7つの心理
既婚者男性にとって、配偶者以外の女性を食事に誘うことは、ややデリケートな行動です。にもかかわらず、意外とあっさりと誘いを受け入れられてしまうと、「彼女は一体何を考えているのだろう」と不安に感じる方も多いはずです。
女性が既婚者男性からの食事の誘いを快諾する背景には、さまざまな心理が隠れています。その心理を正しく理解せずに進めてしまうと、思わぬトラブルや誤解を生む可能性があります。トラブルを発生させないためにも、女性の心理を把握しておくことが大切です。
ここでは、既婚者男性と食事に行く女性の心理について、7つ解説します。
- 異性として好意がある
- 経験豊富な既婚者に悩みを相談したい
- 仕事上での必要な付き合い
- 異性の友人として
- 食事やお酒を楽しみたい
- 既婚者はパートナーがいるから安全
- 断りきれない
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①異性として好意がある
既婚者なのは分かっているけど一緒に食事に行きたい |
男性が結婚していると知っていても、以下のように好意を抱いているケースがあります。
- 会話するだけでも楽しい
- 家庭を壊すつもりはないけれど、一緒に食事だけでもしたい
- 食事をきっかけに関係を深めたい
もちろん、食事に来たからといって好意があるわけではありません。しかし、相手の女性が好意を持っており、食事の誘いを許諾した場合は不倫に発展してしまうリスクがあるため、今後の距離感を考える必要があるでしょう。
関連記事:既婚者と付き合う女の特徴10選!男性と付き合う心理状態からリスクの対処法まで紹介
②悩みを相談したい
職場ではゆっくり話せないので、仕事が終わった後で相談に乗ってもらいたい |
恋愛や仕事に関する悩みを「人生経験豊富な相手に聞いてほしい」と考える女性は少なくありません。既婚男性は家庭を築き、維持している実績があると捉えられ、親身にアドバイスをくれる存在だと期待している場合があります。
また、職歴が長い場合は仕事関係の相談に対して具体的な解決策を得ようとしている可能性があるでしょう。
③仕事上での必要な付き合い
職場の社員とコミュニケーションをとる |
職場でプロジェクトを円滑に進めるためや、仲間として既婚者男性と一緒に食事に行くケースもあります。以下のように仕事の延長として既婚者男性と二人で食事をするケースは、本人に恋愛感情がなくても起こりやすい状況です。
- 仕事仲間と親交が深まれば日々の業務が円滑に進む
- 業務中に話せないからこそ職場の仲間として関係を築ける時間が欲しい
- 今後の仕事のために良い関係を築きたい
④異性の友人として
恋愛感情のない大切な男友達 |
男女の友情は成立すると考えている女性は多く、既婚か独身かは関係なく食事の誘いを了承するケースがあります。
こういった女性は、既婚者男性に対して以下のように考えているケースが多いでしょう。
- ただの友人としてゆっくり話がしたい
- 恋愛関係には発展しないから安心して会える
とくに普段からプライベートの話をしていたり、学生時代から気軽に話せる相手であったりした場合、本人たちには後ろめたさないため食事に来てくれることがあります。
⑤食事やお酒を楽しみたい
近くに新しいご飯屋さんができたので何も考えずに誘ってしまった |
単純に「おいしい食事やお酒が好き」といった理由から、相手が既婚か意識せず誘いに乗る女性もいます。このケースの場合、独身女性が既婚者男性に好意を寄せていることはほとんどありません。
もしも、既婚者男性が不倫や浮気を期待して何度も女性を食事に誘っても見返りはあまり期待できないでしょう。
⑥既婚者はパートナーがいるから安全
家庭のある既婚者相手なら恋愛には発展しないから安心。 |
「既婚男性なら私に恋愛感情を向けないだろう」と考え、独身男性より安心感があると捉えている女性もいます。とくに異性に積極的に誘われるのが苦手な人は、あえて既婚男性の誘いなら断らなくても大丈夫と判断するケースも少なくありません。
このような独身女性の食事の目的は、仕事の話やコミュニティで楽しく時間を過ごすことが目的の場合が多いです。
⑦断りきれない
行きたくないが、お断りすると気まずい |
既婚者男性からの誘いに対して気が乗らない場合でも、人間関係を優先して食事にきているケースがあります。とくに上司から声を掛けられると、「断ったら評価が下がるかもしれない」と考えて渋々ついていく女性もいるようです。
もし最初から2人きりの場合は、相手からセクハラと受け取られる場合もあるでしょう。既婚者男性は、社会的地位を利用した強制的な食事にならないように注意することが大切です。
「脈あり?」女性が好意を持っている時の5つのサイン
既婚者男性であっても、「あの女性は自分に好意があるのかな?」と疑問を持ってしまう人は少なくありません。
しかし、女性の行動を自分の都合よく解釈してしまうとセクハラと判断されてしまい周囲からの信頼を失ったり、家族に迷惑をかけたりするリスクがあります。リスクを発生させないためにも目の前の行為が脈ありサインなのか、優しさだけの行為なのかを冷静に判断することが大切です。
ここでは、女性が好意を持っている時の5つのサインについて解説します。
- メイクやファッションが普段と違う
- 目がよく合う
- ちょっとしたことでも話しかけてくる
- 距離が近い、ボディタッチが多い
- 既婚者男性のパートナーのことを必要以上に聞いてくる
①メイクやファッションが普段と違う
女性が少しでも意識している相手と会う時は、普段よりも気合いを入れたメイクや服装を選ぶことがあります。仕事の後に誘われた場合でも、以下のような変化が見られるかもしれません。
- 着替えや化粧直しの時間を確保しようとする
- 服装のテイストがいつも以上に華やかになる
これは周囲への見た目を気にしているだけでなく、相手に好印象を与えたい潜在意識が働いているサインの可能性があります。ただし、本人が楽しみたいだけのケースもあるため、すぐに判断することは避けましょう。
②目がよく合う
普段の中で目を合わせる回数が明らかに多い場合、好意からこちらに注意を向けている可能性があります。既婚男性であっても、「つい目で追ってしまう」という女性は珍しくありません。
ただし、女性がコミュニケーション全般でアイコンタクトを多用する性格なら、一概に好意とは言えない点に注意が必要です。
③ちょっとしたことでも話しかけてくる
相手に好意がある場合、接点を増やすために、些細な話題でも声を掛ける人がいます。この現象は相手が既婚男性でも例外ではなく、どうにかして「話すきっかけを作りたい」と考えて話題を出している可能性があるでしょう。
たとえば、仕事のことだけに限らずプライベートや何気ない話など、何かと会話のきっかけを作ろうとします。
ただし、単に社交性が高いだけの人もいるため、一度の出来事で決めつけるのは禁物です。
④距離が近い、ボディタッチが多い
物理的な距離が明らかに近く、肩や腕などのタッチが目立つ場合、心理的にも距離を縮めたいサインかもしれません。会話中に身を乗り出してきたり、自然な流れで腕に触れたりするのは、「さらに親しくなりたい」という表れです。
もちろん、普段からボディタッチが癖になっている女性もいるため、一概に好意とは限らない点に注意しましょう。
⑤既婚者男性のパートナーのことを必要以上に聞いてくる
会話の中で「奥さんはどんな人なのか」「家ではどんな風に過ごしているのか」といった踏み込んだ質問が多い場合、好意を抱いている可能性があります。
積極的に聞き出そうとする場合、自分が入れる隙をうかがっている、または男性への興味が高まっているかもしれません。ただし、純粋に家庭の様子を参考にしたいケースもあるため、早まった判断は避けましょう。
既婚者男性が女性と食事に行く際に発生する恐れのあるトラブル
既婚者男性が配偶者以外の女性と食事に行くことは、決して珍しいことではありません。しかし、その判断を安易に考えてしまうと、周囲の信頼を損ない、家庭内でのトラブルにつながってしまう可能性があるでしょう。
そうした状況を回避するためには、まず既婚者男性が女性と食事に行く際に生じるトラブルを正しく理解することが大切です。
ここでは、既婚者男性が女性と食事に行く際に発生する恐れのあるトラブルについて、3つ解説します。
- 周囲に浮気を疑われる
- パートナーが快く思わない
- お酒の勢いで一線を越えてしまう
①周囲に浮気を疑われる
職場や友人関係の中で、既婚者男性と独身女性が2人きりで何度も食事に行くと、周囲から「本当は特別な仲なのでは」と疑われる可能性があります。何気なく会話で漏れた情報や、SNSに上がった写真がきっかけで噂が広まるケースも珍しくありません。
一度「不倫しているかも」という疑いが持たれると、積極的に否定しても信じてもらえず、周囲から不信感を抱かれる危険があります。
こうしたトラブルは、本人たちがその気でなくても発生するため油断できません。公私の境をはっきり区別し、誤解を生むような行動を避ける姿勢が大切です。
②パートナーが快く思わない
配偶者にとって、パートナーが異性と二人で食事に行くのは、あまり気分の良いものではありません。相手を信頼していても「どこかで浮気につながるかもしれない」と不安が頭をよぎる人は多いでしょう。
とくに頻度が増えたり、深夜まで飲んで帰るような状況が続いたりすると、家庭内で問題になりかねません。配偶者以外の女性と食事に行く際は、パートナーに事前相談し、納得してもらうなどの工夫が求められるでしょう。
③お酒の勢いで一線を越えてしまう
最初は食事だけのつもりが、お酒が進んで気分が高揚すると理性が鈍り、いつの間にか肉体関係に陥る可能性があります。仕事のストレスや家庭の悩みを打ち明け合ううちに意気投合し、後戻りできない状態に発展してしまうかもしれません。
一度だけの過ちでも、周囲やパートナーに知られれば信頼を失い、取り返しのつかない事態に発展してしまいます。お酒が入る場で2人きりになる場合は、飲む量や時間をセーブし、勢いで行動しないように意識することが大切です。
トラブルにならないための3つのポイント
「既婚者なのに、パートナー以外の女性と食事に行ってしまっていいのか」と考える男性は少なくありません。配偶者以外の女性との食事は、一歩間違えればパートナーとの関係悪化や周囲からの信用の低下など、深刻なトラブルに発展する可能性があります。
トラブルを発生させないためにも、対処法を理解しておくことが大切です。
ここでは、トラブルにならないためのポイントを3つ解説します。
- パートナー以外の女性と頻繁に会わない・連絡しない
- 勘違いさせることをしない・言わない
- パートナーとルールを作る
パートナー以外の女性と頻繁に会わない・連絡しない
既婚者男性が独身女性と食事に行くときは、回数や連絡頻度を控える工夫が必要です。
もし独身女性が男性に好意がある場合、頻繁に会ってしまうと不倫につながってしまい離婚や慰謝料の請求といったリスクが高まります。また相手に好意がない場合でも、セクハラと判断されトラブルに発展するおそれがあるでしょう。
リスクを避けるためには独身女性との連絡を最小限に抑えたり、頻繁に会うのを控えたりするのがおすすめです。
勘違いさせることをしない・言わない
独身女性にとって、既婚者男性からの些細な一言が「もしかして脈があるのかも」と受け取られるケースがあります。
たとえば「本当はもっと一緒にいたい」「きみと飲むと落ち着く」など、恋愛感情を連想するフレーズには注意が必要です。
本人に深い意図がなくても、相手が好意を抱いてしまうと関係が進んでしまう可能性があります。曖昧な思わせぶりはやめ、言葉遣いや態度を節度あるものにすれば、余計なトラブルを回避できます。
パートナーとルールを作る
最も安心なのは、パートナーと「異性と2人きりで食事に行くときのルール」をあらかじめ共有しておくことです。
日時や目的を事前に伝え、深夜までにならないよう配慮するなど、細かい制限を決めると不安を減らせます。
夫婦間で「この範囲までは許容できる」「これは困る」という合意が取れていれば、隠し事が発生せず安心して外出できるでしょう。事前の一言があるだけで相手の不安は大きく軽減されるため、オープンな姿勢を心がけることが重要です。
まとめ|今のパートナーを大切にしましょう
この記事では、既婚者と食事に行く女性心理について脈アリのサインから発生するトラブルなどを交えながら解説しました。
独身女性が既婚者男性と食事に行く背景には、好意だけでなく仕事上の付き合いや悩み相談などといった理由も考えられます。相手が好意を持っているか判断したい場合は、普段と違うところがないかをよく見ることが大切です。
しかし、独身女性との食事は、状況によって夫婦関係を揺るがすリスクにもつながります。大切なパートナーへの配慮を優先し、ルール作りや周囲に疑われない工夫をすることで、円満な家庭を守る近道となるでしょう。