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    セカンドパートナーとキスしてもOK?リスクや関係を維持するポイントまで解説!

    セカンドパートナーとキスしてもOK?リスクや関係を維持するポイントまで解説!

    セカンドパートナーと関係を育むうちに、「相手に触れたい」「キスしたい」と思う瞬間は増えるものです。そのような中で、「セカンドパートナーとキスしても大丈夫?」と疑問を抱く人も多いでしょう。

    しかし、セカンドパートナーとキスすることによって、関係の変化やリスクが生じるおそれがあります。セカンドパートナーとのキスがきっかけで、関係にのめり込んでしまったり、肉体関係をもったことで不倫へと変化したりしかねません。

    関係を継続していくためには、セカンドパートナーとのキスで起こり得る出来事について理解を深めることが大切です。

    この記事では、セカンドパートナーとキスしても許されるのかについて、生じるリスクや対処法などを交えて解説します。

    セカンドパートナーとは、「配偶者以外の2番目のパートナー」

    セカンドパートナーとは、既婚者同士の男女が配偶者以外の異性と親密になり、恋愛感情をともなう特別な関係を築くことを指します。

    セカンドパートナーと不倫の違いは、肉体関係の有無です。一般的にセカンドパートナーは、肉体関係をもたないプラトニックな関係を指し、精神的な充足感を満たすのが目的です。一方、不倫は配偶者以外のパートナーと肉体関係がある状態を指します。

    また、セカンドパートナーと類似する既婚者の男女関係として、婚外恋愛が挙げられます。婚外恋愛とは、配偶者以外の相手と恋愛関係をもつことを指す言葉です。

    婚外恋愛では身体の関係をもつカップルが大半であり、一線を越えない男女はごく一部です。セカンドパートナーは友達以上恋人未満の関係であるため、肉体関係なしの婚外恋愛に該当します。

    また、セカンドパートナーは既婚者同士の関係であるため、交際中はお互いの家庭を優先しながら関係を築くことが重要です。

    関連記事:セカンドパートナーとはどういう関係のこと?不倫や浮気との違いやどこまでがOKなのかも解説

    【結論】セカンドパートナーとのキスは要注意!

    前提として、セカンドパートナーはプラトニックな関係です。身体の関係をもつことは不貞行為に該当するため、セカンドパートナーとの間では許されません。

    一方キスは肉体関係に該当しないため、法律上では不貞行為ではないと判断されるケースもあります。

    また、海外ではキスを挨拶とする文化があります。グローバル化が進む近年では、日本の価値観も多様化しており、キスに対してライトな印象を抱く人は少なくありません。そのため、セカンドパートナーとの間で、スキンシップレベルでのキスはOKとするカップルもいます。

    しかし、キスによって肉体的な距離感が密接になることから、プラトニックな関係に留まれなくなるおそれがあるでしょう。それにともない、不貞行為に該当する行動を起こしかねないため、注意が必要です。

    ここでは、セカンドパートナーとのキスについて、種類ごとのボーダーラインを紹介します。

    OKなキス

    海外ではキスが「挨拶」の代わりにおこなわれる文化があります。スキンシップの一環であり、グローバル化にともなって日本人でも挨拶代わりにキスをおこなう人も存在します。

    これはセカンドパートナーとの関係でも同じであり、挨拶の代わりにするキスであれば、スキンシップの一環という認識になり、相手次第で許されるでしょう。キスの種類としては以下の2つが挨拶代わりとして使われています。

    1. チークキス
    2. ライトキス

    チークキスは、おもにヨーロッパや南米で広く親しまれています。方法は、相手と向き合い、お互いの頬を近づけてから、口をとがらせてキスのふりをするのみです。

    ライトキスは、その名のとおり軽いキスを表し、唇を相手の額や頬などに軽く触れるようにします。日本では「行ってきます」「おはよう」「おやすみ」にふさわしいキスとして認識されています。

    NGなキス

    セカンドパートナーはプラトニックな関係であるため、肉体関係に発展する可能性があるキスはNGです。セカンドパートナーとの行為が、肉体関係に発展すると不貞行為に該当するため、不倫になってしまいます。

    よって、スキンシップレベルと認識されないキスは、肉体関係に発展する可能性があるため、避けましょう肉体関係に発展しやすいキスとして、以下の2つが挙げられます。

    1. フレンチキス
    2. ディープキス

    フレンチキスは、日本ではライトなキスと誤った認識をもつ人がいますが、実は、舌を使った濃厚なキスを指します。ディープキスもフレンチキス同様、舌を使うキスのことで、情熱的で激しい点が特徴です。

    舌を絡めるキスは、唇と唇を合わせるだけのキスより濃厚で、快感が得られます。性的感情を刺激する行為であるため、セカンドパートナーとは避けるのが賢明といえるでしょう。

    セカンドパートナーとのキス以外での境界線とは?

    「セカンドパートナーとのキスは避けたほうが良いなら、どこまでなら許されるの?」と疑問を抱く人もいるでしょう。

    セカンドパートナーと許される行動の境目は、法において不貞行為に該当するかどうかです。

    不貞行為は民法上の法律用語で、「結婚している人が、配偶者以外の人と、強制ではなく肉体関係をもつこと」を指します。

    セカンドパートナーとの行為の境界線に明確な決まりはありませんが、トラブルを避けるために把握しておくことが大切です。

    ここでは、セカンドパートナーとのOKな行動とNGな行動について解説します。

    関連記事:既婚者はどこからが浮気と判断される?不貞行為となるケース・ならないケースも解説

    OKな行動

    セカンドパートナーとしてOKな行動の条件は、「不貞行為に該当しない=肉体関係ではない」ことが挙げられます。以下の4つは不貞行為ではないため、セカンドパートナーとの関係においてOKとされやすい行動です。

    1. 電話、メール、LINEなどで連絡を取る
    2. 食事やデート
    3. 手を繋ぐ
    4. ハグ

    食事やデートのように、既婚者の男女が二人で出かける行動だけでは法律上の不貞行為に該当しません。

    また、手を繋ぐことは、軽いスキンシップにあたるためOKです。しかし、一般的には周囲からは恋人に見えるため、知人に見られる可能性がある場所では注意しなければなりません。

    ハグは、海外ではスキンシップの一環として認識されているため、愛情表現としてするのはOKです。しかし、触れ合う身体的面積が増えることで肉体関係につながる可能性が生じるため、二人で線引きについて明確にしましょう。

    NGな行動

    一方で、不貞行為に該当するおそれがある行動は、セカンドパートナーとの間ではNGといえるでしょう。不貞行為に該当するおそれがある行動とは、肉体関係、もしくは発展しかねない行動です。具体的には、「キス」や「セックス」が挙げられます。

    キスのみでは法における不貞行為には該当しませんが、キスの種類によっては勢いで性行為に至る可能性が高いため、避けるのが賢明です。

    セックスは、明確な不貞行為に該当します。セカンドパートナーは心のつながりをもつことが目的ですが、肉体関係を結ぶことで不倫になります。

    また、上記以外にセカンドパートナーと以下の行動をした際には、不貞行為に該当しやすいため、注意しましょう。

    1. 性行為に類似する行為
    2. 旅行の際の同室での宿泊
    3. 相手の家やラブホテルでの長時間滞在
    4. 肉体関係があることを前提としたLINEやメールでのやり取り

    デート自体は問題ありませんが、相手の家やラブホテルのように肉体関係が疑われる場所でのデートは避けてください。

    セカンドパートナーとのキスに潜むリスクとは?

    セカンドパートナーは、既婚者同士が精神的なつながりを育む関係であるため、家庭を最優先することが重要なポイントです。

    キスは不貞行為にはあたりません。しかし、キスがきっかけで肉体関係をもったり、状況によって不貞行為と判断されたりすると、自分や相手の家庭を壊す事態につながります。

    セカンドパートナーとのキスで発生しやすいリスクについて理解しておくことで、そのような場面においても雰囲気に流されず冷静になれるでしょう。

    ここでは、セカンドパートナーとのキスで生じるリスクについて解説します。

    1. 関係にのめり込んでしまう
    2. 関係性が変化してしまう
    3. 肉体関係をもちやすくなる
    4. 配偶者に強い罪悪感を抱きやすくなる
    5. キスだけでも慰謝料を請求されることがある

    ①関係にのめり込んでしまう

    セカンドパートナーとの関係性では、心のつながりや適切な距離感が重要なポイントです。しかし、日本におけるキスという行為には、好意を持った同士が行うイメージが強いため、恋愛のムードや感情が高まりやすいでしょう。

    また、これまではなかった嫉妬や独占欲が生じ、過度な連絡や離婚を迫るなど、相手の家庭を壊すことにつながる行動も起こり得ます。

    このように、キスしたことによって肉体的な距離感が縮まり、関係にのめり込んでしまう可能性が生じます。

    ②関係性が変化してしまう

    セカンドパートナーでは、肉体関係をもたないプラトニックな関係が推奨されており、食事やデートのみのライトな付き合いを目的としている人も少なくありません。

    しかし、キスの種類や状況によって、これまでの二人の間の空気感がプラトニックなものから性的なものに変化する可能性もあります。それによって、キスする前の接し方が困難になり、関係性が変化することがあるでしょう

    ③肉体関係をもちやすくなる

    一般的に、セックスする際にはキスからスタートする傾向にあります。そのため、「キスだけでセックスはしない」と強く決めていても、キスが生み出す雰囲気に流され、肉体関係をもってしまうケースも少なくないでしょう。

    また、自分が止められても、相手も我慢できるとは限りません。最初はキスだけの関係を続けられても、時が経つにつれて刺激に慣れてしまい、さらなる刺激を追い求めて肉体関係へとエスカレートするおそれもあります。

    ④配偶者に強い罪悪感を抱きやすくなる

    セカンドパートナーとキスした直後は、思いを遂げられたことによる満足感や幸福感に包まれるでしょう。さまざまな感情を経験し、恋愛の醍醐味が味わえます。

    しかし、欲求が満たされて冷静さを取り戻したと同時に、配偶者に対して罪悪感を抱き、「セカンドパートナーと関係を続けるべきではない」と考える人も少なくありません。

    また、罪悪感から配偶者への言動が不自然になり、セカンドパートナーの存在がバレてしまう可能性も高まります。状況によっては、離婚へと発展することも考えられるでしょう。

    ⑤キスだけでも慰謝料を請求されることがある

    セカンドパートナーとの行動が不貞行為に該当した場合、相手の配偶者から慰謝料を請求されることがあります。

    キスは、法律上の不貞行為にはあたりません。しかし、セカンドパートナーとのキスが配偶者にとって平穏な夫婦生活を送る権利や利益を侵害すると判断された場合は、慰謝料の支払い義務を負うことになります。

    状況や証拠から性的関係もあったと判断されることがあるため、注意しましょう。

    セカンドパートナーとキスがしたいときの4つの対処法

    セカンドパートナーとのキスはリスクをともなうため可能な限り避けるべきです。しかし、男性女性問わず相手を大切に思う気持ちが深まるほど、欲求も高まるでしょう。

    そのため、衝動的にキスして後悔しないよう、対処法について理解を深めることが大切です。

    ここでは、セカンドパートナーとキスがしたいときの対処法として、以下の4つを解説します。

    1. 二人きりの空間を避ける
    2. 相手に相談する
    3. 相手に依存しすぎない
    4. しばらく距離を置く

    ①二人きりの空間を避ける

    二人きりの空間は雰囲気に流されやすく、「誰も見ていない」という安心感から欲望を抑えることが困難です。

    セカンドパートナーは公にできない関係であるため、誰かに見られる可能性がある状況ではキスできません。キスを我慢できないときは、あえて人の目に触れる場所でのデートが効果的です。

    ②相手に相談する

    「キスしたい」という気持ちを抑え込んだまま、セカンドパートナーと会い続けることはやるせないものです。

    我慢している状況がつらくなり、相手に不自然な態度をとってしまうことで、心配をかけたり勘違いされたりする可能性が生じます。喧嘩に発展し、別れにつながることも起こるでしょう。

    キスするリスクを踏まえたうえで、今以上の関係に進む覚悟はあるのか、相手と気持ちを理解し合うことが大切です。

    ③相手に依存しすぎない

    セカンドパートナーは、精神的なつながりを重視するため、心の拠り所でもあります。

    しかし、セカンドパートナーのみに甘えていると、相手への依存が高まり、「キスしたい」という気持ちをより高めかねません。

    相手に依存しすぎないためには、仕事や趣味に没頭したり、友人との時間を大切にしたりすることが効果的です。

    ④しばらく距離を置く

    「キスしてはいけない」と頭ではわかっていても、相手への気持ちが高まると欲求が抑えられなくなります。

    しかし、物理的に距離を置くことで会う機会をなくせば、相手に触れたくても触れられません。一度冷静になるために、しばらく距離を置くことが効果的です。二人が関係を長続きさせるための最終手段といえるでしょう。

    【プラトニックが重要】セカンドパートナーと良好な関係を築くポイントとは?

    自分に適したセカンドパートナーと出会えたら、より良い関係を築きたいものです。そのためには、セカンドパートナーと良好な関係を築くポイントについて理解することが大切です。

    肉体関係をもてば、セカンドパートナーではなく不倫という関係になってしまいます。そのため、キスを含めた相手との接し方や距離感が重要なポイントです。このようなことから、セカンドパートナーと関係を長続きさせるためには「プラトニックな関係」を意識する必要があるといえるでしょう。

    ここでは、セカンドパートナーと良好な関係を築くポイントについて解説します。

    関連記事:プラトニックな関係とは?既婚者が求める心理や続けるためのルールを解説

    【前提】長続きするためには「プラトニック」が欠かせない

    セカンドパートナーとプラトニックな関係を築くためには、関係が始まったタイミングで身体的な接触の範囲を明確にしておきましょう。

    「肉体関係をもったら別れる」といったルールを決めておくのも効果的です。ルールを決めておくことで、お互いに一線を越えてはいけないという緊張感が生まれます。

    また、プラトニックな関係を継続させるためには、信頼と尊重が重要です。セカンドパートナーとの関係において、信頼を築き、お互いを尊重していくには、以下のポイントを意識することが欠かせません。

    ①コミュニケーションを深める

    コミュニケーションは、あらゆる人間関係において重要であり、セカンドパートナーとの間でも例外ではありません。

    お互いの感情を素直に共有し、誤解を防ぐためのコミュニケーションを心がけることが大切です。たとえば、不安や気になることは相談し、コミュニケーションを深めることで解消しましょう。お互いのプライベートな時間を尊重しながら、定期的かつ適切なタイミングでLINEや電話することも効果的です。

    また、関係性が深くなると相手への甘えが生じがちです。常に感謝の気持ちを忘れずに接してください。

    ②適切な距離感を維持する

    セカンドパートナーは配偶者が1番であることを前提とした関係性であるため、適切な距離感を維持することが大切です。そのため、以下のような行動に注意しましょう。

    • 相手への束縛
    • 無理なお願いをする
    • お互いの家族の話はしない

    セカンドパートナーは、お互いの家庭を最優先するべき関係であるため、束縛や無理なお願いといった「求めすぎること」は避けてください。また、お互いの家族について話すことによって、嫉妬心を煽ったり、罪悪感が生まれたりします。

    適切な距離感を保つために、自立した関係を築きましょう。

    ③二人のルールを決める

    セカンドパートナーは一般的な恋愛関係とは異なり、お互いの家庭や社会的な立場など考慮するべき点が多いため、ルールを決めることも重要なポイントのひとつです。

    会う場所と頻度や、連絡の頻度・方法経済的な要素などについてルールを決めることが欠かせません。

    また、人間は気持ちに変化が生じやすい生き物です。そのため、二人の状況や感情の変化にともない、ルールを定期的に見直してアップデートするのがおすすめです。

    まとめ|セカンドパートナーとの理解を深めて、バランスの良い関係を

    この記事では、セカンドパートナーとのキスについて、法的な観点や心理変化におけるリスク、対処法を交えて解説しました。

    セカンドパートナーとキスすることで相手との関係に変化が生じたり、肉体関係へエスカレートしたりするおそれがあります。素敵な関係を継続したいのであれば、キスは避けるのが賢明です。

    また、セカンドパートナーは配偶者が1番であることを前提とした関係です。配偶者や家庭を優先することを忘れてはなりません。

    お互いが「キス以上の行為をしたい」と感じているなら、実際にはセカンドパートナー以上の関係になっている可能性が高いといえるでしょう。その場合は、セカンドパートナーとしての関係を見直し、お互いが配偶者と別れて新しい人生の一歩を踏み出すこともひとつの手段です。

    あなたの人生において後悔がないよう、よく考えたうえで行動することが大切です。