既婚者同士が両思いになった時の7つの男性心理とは?発生するリスクと対応方法も紹介

既婚者でも配偶者以外の方に好意を持ってしまうケースがあります。しかし、お互いが既婚者である以上、家庭があるため「この状態はいけない」と考える方も少なくありません。
一方、「相手は一体何を考えているのだろう」と男性の心理が気になる女性もいるでしょう。既婚者がいても他の人を好きになる男性の心理にはさまざまな要因が隠されています。
もし男性の心理を理解していないと、誤った解釈によりさまざまなトラブルが発生するリスクがあります。リスクを回避するためには心理を理解して、状況に合わせた適切な対応が必要です。
この記事では、既婚者同士が両思いになった時の7つの男性心理について、好意があるサインやリスク・対処法を交えて解説します。
既婚者同士が両思いな時の7つの男性心理とは
既婚者同士が両思いになった時、「相手がどのような心理で自分を好きになったのか」を冷静に把握することは重要です。男性の心理を把握していないと、これからのかかわり方に大きな影響を与える可能性があります。
相手の気持ちを誤って解釈してしまうと、さまざまなトラブルが発生するリスクがあるため、まずは男性心理の理解が重要です。
ここでは、既婚男性が両思いになった際に抱く7つの心理を解説します。
- 異性として見てもらえることが嬉しい
- 妻との関係がうまくいっていない
- 日常の疲れやストレスから逃れたい
- 新鮮さ・刺激が足りない
- 都合のいい相手を求めている
- 本当に好きになってしまった
- 心の隙間を埋めたい
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①異性として見てもらえることが嬉しい
刺激があって自分を異性として見てもらえるっていう喜びみたいなのが沸いてきて…家庭を愛している気持ちとは別の気持ちなんだと思います。 |
結婚生活が長くなるにつれ、妻から男性として見てもらう機会が減ると自分の存在意義を見失うことがあります。
そのとき別の既婚女性から、男性として意識していると感じられる態度を取られれば、急に心が弾むものです。いわゆる「異性から褒められると嬉しい」という心理が強く働き、それが両思いへと発展する引き金になる場合があります。
②妻との関係がうまくいっていない
一度不倫した事があります。(中略) それから、奥さまですが、普段から子供たちに旦那さんの悪口を吹き込んでるんだろうなと感じました。 |
夫婦間でコミュニケーション不足が続いたり、価値観のすれ違いが頻発したりすると、男性の心はどうしても外に向かいやすくなります。「家に居場所がない」「会話が成り立たない」と感じれば、ほかの女性との触れ合いに安らぎを求めがちです。
そのとき同じく既婚者の女性と気持ちが通じれば、「お互いの悩みが分かる」相手として強い絆を感じることがあります。
③日常の疲れやストレスから逃れたい
誤解を招いてるなら安心させようと激務でとまりが続いた時は何度も連絡したり職場の人に変わったりして心配かけない様にしたり、休みの時は家事も手伝い、色んな所に遊びに誘い(断られ)、育児も手伝い、気持ちも尊重して、汲み取って、自分も正直にぶつかっても、、尚遠い奥さんと家族。。 |
結婚していると仕事や家庭内の責任が増え、自由な時間が限られます。精神的に疲労が蓄積すると、無意識のうちに「ここではないどこか」へ逃避したい思いが募ります。
その逃避先として、同じ立場である既婚女性との関係を求めることも珍しくありません。既婚女性と一緒にいる時だけは家庭の悩みを忘れ、気軽に笑い合える時間を満喫したい心理が働きます。
④新鮮さ・刺激が足りない
そして冷静になってみると自分も結局セックスと刺激を求めていただけだと気がつきました。 |
結婚生活が長くなると、いつものパートナーとの間でマンネリ化が進むことがあります。朝起きてから寝るまでほぼ同じルーティンを繰り返す中で、「ときめき」や「刺激」が不足するのは自然な現象ともいえます。
男性はそんな退屈さを解消するために、新たな相手へ目を向けることがあるようです。
⑤都合のいい相手を求めている
以前スナックで働いていた頃、客の男との会話で、不倫しているということで、そりゃ〜奥さんより彼女(不倫相手)が好きだよ!だってやらせてくれるもん!奥さん最近やらせてくれないからさ、生活費入れてるのに。彼女はタダでやらせてくれるから!ホテル代はかかるけどな!とか言ってました。 |
結婚生活が長くなると夫婦での性生活が減ってしまうことがあります。普段の生活で奥さんから断られることが多くなると、発散の先がなくなってしまい新たな相手を探してしまうケースも考えられるでしょう。
基本的に体目的で近づいているため、本気で好きになっているわけではない傾向にあります。
⑥本当に好きになってしまった
私の友人の旦那さんは2人目の子供が産まれて間もなく不倫相手がいることが判明、浮気ではなく本気だと言いきり家族を捨てて離婚して出て行きその女性と同姓していました。 |
既婚者でも配偶者以外の女性を本気で好きになってしまうケースも考えられます。女性の理解や優しさに触れるうちに、「この人こそが本当に大切な存在だ」と感じてしまうのです。
家族を捨てる覚悟を持つほどの真剣な気持ちが芽生えた場合は、夫婦間でも離婚話が具体化するなど大きな転機を迎えるかもしれません。
⑦心の隙間を埋めたい
付き合っているわけでもない方に寂しさを埋めて欲しいと言われました。 |
結婚生活で心に隙間ができてしまうと、埋めてくれる癒やしや安らぎを他の女性に求めてしまいます。
こうした行動の裏には夫婦生活で満たせなくなった寂しさや不安が隠れており、「つながり」や「安心感」を得たいという純粋な気持ちが男性を動かしているのです。「都合のいい相手」を探しているだけでなく、心の空白を埋めてくれる存在を求めている傾向があります。
両思いな時に男性から送られてくるサインとは?
既婚者同士の両想いは、お互いの本音を見極めることが非常に難しく、「彼も本当に私のことを好きなのか」という不安を抱えたまま、一歩踏み出せずに悩んでしまうケースが多いものです。
しかし、男性の本心を正しく理解しないままでいると、一方的な思い込みから関係性を急展開させて、相手を戸惑わせてしまうといったリスクがあります。まずは男性から送られてくるサインを的確に読み取ることが重要です。
ここでは、両思いな時に男性から送られてくるサインを解説します。
- プライベートの連絡が多い
- 2人きりで食事に誘われる
- 困った時に助けてくれる
- 弱い部分を見せてくれる
- 2人きりの空気感が変わる
- プレゼントを贈ってくる
①プライベートの連絡が多い
もともと仕事や趣味の連絡程度だったやりとりが、雑談レベルまで増えていく場合、相手女性のことが気になっている可能性があります。
「今何しているの?」といった他愛もない質問や、ちょっとした悩み相談に変わり、プライベートの話を楽しむようになるでしょう。また、夜遅い時間帯や休日など、日常のちょっとした隙間に連絡が来る場合、あなたと話したいとアピールしている可能性があります。
既婚者という立場では露骨なラブメッセージを送りにくいため、連絡の回数やタイミングでさりげなく好意を示していると考えられます。
②2人きりで食事に誘われる
男性が家庭を持っているのにもかかわらず2人きりの食事に誘われる場合は、好意がある一つのサインかもしれません。既婚者同士が2人きりで会うのはハードルが高い行動ですが、それでも関係を進めたい強い気持ちの現れといえるでしょう。
最初は「仕事の相談がある」という口実や、「ご飯行かない?」とカジュアルに話を持ちかけられる場合もあります。
お店の雰囲気や時間帯などからデート感がある場合、女性からよく思われたいといった本音が隠れている可能性もあるでしょう。
③困った時に助けてくれる
ちょっとしたトラブルや仕事上のミスなど、困っているタイミングで真っ先に動いてくれるのも、男性側の好意を示す典型的なサインです。その背景には「自分が支えになりたい」という気持ちと同時に、「相手から頼られることで存在意義を感じたい」という思いがあります。
周囲の目を気にしつつも、やや不自然なほど親身になってくれる行動は、好意が高まっている証拠といえるでしょう。
④弱い部分を見せてくれる
通常、既婚男性が自分の悩みやネガティブな感情をオープンにするケースは少なく、親しい友人でも言えないことが多いです。
しかし、両思いに近い状況では「この人になら受け止めてもらえる」と感じ、家庭内で言えない弱い部分を見せてくれます。
仕事場や家族の前では平然と振る舞う男性が、あなただけに弱音を吐いたり愚痴をこぼしたりするのは、特別に心を開いているサインです。
⑤2人きりの空気感が変わる
ほかの人がいる場所では変わらないのに、2人きりになった瞬間に微妙な沈黙や緊張感が生まれる場合があります。このような雰囲気の変化は、男性が相手を強く意識している証拠でしょう。
普段は雑談が多いのに、急に照れくさそうになったり言葉数が少なくなったりするのは、心のどこかで「周囲にバレたくないけれど、本当は触れ合いたい」と望んでいる可能性があります。
会話の内容が妙にプライベート寄りになったり、しきりに視線を合わせようとするのも特徴です。
⑥プレゼントを贈ってくる
特別感のあるプレゼントを受け取った時は、男性が本格的に好意を示している可能性が高いです。誕生日やイベントなど正当な理由がある場合でも、わざわざあなたの好みをリサーチし、丁寧に選んでくれたなら、そこには並々ならぬ気持ちが込められています。
もっとさりげないパターンで、小さなお菓子や普段使いできるアイテムを頻繁に渡す場合でも「特別に思われたい」という思いが隠れているでしょう。
既婚者男性との恋愛は成就することが少ない!
既婚者同士の恋愛が現実に成就するケースは多くありません。実際、男性の配偶者に見つかってしまったり、自然消滅してしまったりして終わってしまうケースがほとんどです。
とくに男性自身が妻や子どもへの愛情が完全になくなっていない場合、自ら離婚を切り出すハードルは高く、結果的に不倫関係が停滞する人も多いです。また、夫婦として長年築いてきた財政面・生活リズム・人間関係などを捨てるリスクが大きいため、いざ行動に移ろうとすると怖気づく男性もいます。
もちろん成就する可能性はゼロではありませんが、「好きだから一緒にいたい」という気持ちだけでは乗り越えられず、気付けば自然消滅してしまうケースが多くあります。
【危険!?】既婚者男性と恋愛に発展した際のリスクとは?
既婚者同士で両想いになるという状況は、心が揺れ動く特別な感情ではありますが、その先にあるリスクをしっかりと理解しておくことが何より大切です。
自分の感情に流されて相手の気持ちばかりに焦点を当てていると、家族、周りの人々へ影響が出てしまうかもしれません。トラブルを発生させないためには、リスクを理解して今後の関係性について冷静に判断しましょう。
ここでは、既婚者男性と恋愛に発展した際のリスクを解説します。
- 罪悪感が芽生えて心が弱ってしまう
- 家族に影響が出てしまう
- 職場での立場に影響してしまう
- 不貞行為までしてしまうと慰謝料を支払う必要がある
①罪悪感が芽生えて心が弱ってしまう
相手も自分も既婚者のため、「こんなことをしていていいのだろうか」といった罪悪感が芽生えてしまう人も少なくありません。たとえば配偶者の姿を見て急に申し訳なく感じたり、子どもの顔を見るたびに胸が痛んだりしてしまいます。
あまりにも思い詰めてしまうと睡眠不足やストレスから心身を崩すことも考えられるでしょう。
家族のために関係を断ち切りたくても相手への愛情があるため、どちらを取るべきか悩んでしまい心が疲れてしまいます。
②家族に影響が出てしまう
既婚者である以上、浮気や不倫がバレれば夫婦仲が険悪になるのはもちろん、子どもがいる家庭では深刻な亀裂を生むかもしれません。
もし、不倫が原因で離婚に発展した場合、親権や養育費、財産分与など大きな問題が山積みとなります。また家庭の雰囲気が険悪になることで、子どもの生活や精神面にも悪影響が出ます。
離婚にならなかったとしても一度起こしてしまった不倫の事実は残るため、前のような状態への修復は難しくなるでしょう。
③職場での立場に影響してしまう
職場恋愛で既婚者同士が関係を持つと、周囲の視線が一気に厳しくなる可能性があります。仕事そのものの評価とは別に、「人として信用できない」「道徳的に問題がある」と見なされ、肩身が狭くなるケースは少なくありません。
さらに部署異動や降格など、組織として何らかの処置が取られる場合もあり、キャリアそのものに深刻なダメージを受けるおそれがあります。
不倫は個人的な話だとしても、周りからの評判が下がってしまうため職場でも悪影響が出てしまうでしょう。
④不貞行為までしてしまうと慰謝料を支払う必要がある
法律上、配偶者以外と肉体関係を持った場合は「不貞行為」と見なされるため、発覚すれば慰謝料を請求されるリスクがあります。金額はケースバイケースですが、数十万円から数百万円単位になることも珍しくありません。
これに加え、離婚へと発展した際には財産分与や養育費が絡み、生活が大きく変化します。結果的に経済的・社会的な制裁を受けるリスクは高く、気軽な浮気のつもりが取り返しのつかないダメージに直結する危険があります。
既婚者から好意を向けられた時の対応方法
既婚者から好意を向けられた時、どのように対応するかは非常に重要な選択となります。この状況は感情と理性が葛藤する難しい局面であり、対応を誤ると取り返しのつかない結果を招く可能性があります。
選択肢を選ぶ時はリスクと覚悟を理解して、自分自身と周囲の人々にとって最善の対応方法を選ぶことが重要です。
ここでは、既婚者から好意を向けられた時の対応方法を解説します。
- プラトニックな関係を続ける
- 周りに相談する
- しっかりと断る
- お互い離婚してから付き合う
- パートナーに同意をもらう
①プラトニックな関係を続ける
プラトニック恋愛は、お互いの合意のもとで肉体的な関係は持たず、精神的なつながりを育む愛の形です。相手への好意を認めつつ、体の関係に踏み込まない形でつながりを保ちます。
この場合は「一緒に過ごす時間は増やさない」「2人きりの密室を避ける」など、一定のルールを設けるのが前提となります。互いに精神的な支えを求めている場合、言葉や表情で気持ちを交換するだけでも安心感を得られるかもしれません。
関連記事:プラトニックな関係とは?既婚者が求める心理や続けるためのルールを解説
②周りに相談する
自分ひとりで悩みを抱え込むと視野が狭くなり、正しい判断がしにくくなります。そこで、信用できる友人や専門的なカウンセラーなどに相談することがおすすめです。
とくに既婚者同士の恋愛は道徳面や法的トラブルも絡むため、自分の気持ちだけで進めると取り返しのつかない結果を招きがちです。状況を客観的に整理することで、今置かれているリスクや感情の動きを冷静に見極めやすくなるでしょう。
③しっかりと断る
相手の好意を感じつつも家庭を守りたい、あるいは自分自身がこれ以上苦しみたくないと強く考えるなら、早期に関係を絶つ判断も必要です。曖昧に対応していると感情が深くなり、抜け出すタイミングを見失う恐れがあります。
しっかり断る際は「恋愛の関係になるつもりはない」と明言し、すべての連絡手段を最低限に抑えるなど、はっきりした線引きをしましょう。相手が遊び程度の気持ちしかなければ、意外とあっさり退いてくれることもあります。
④お互い離婚してから付き合う
本気で相手を愛しており、かつ相手も同じ気持ちでいるなら、双方が離婚手続きを経たうえで改めて関係を築く方法が挙げられます。
しかし、離婚には多くの法的・金銭的手続きや子どもの問題、社会的影響がともなうことを忘れてはなりません。お互いの家庭状況によっては親権争いや慰謝料などが発生します。それらを両者ともに乗り越える覚悟がある場合、堂々と新しい道を選ぶことも選択肢の1つです。
⑤パートナーに同意をもらう
非常に稀なケースですが、パートナー側が「お互いが納得しているなら自由に恋愛しても構わない」という考えを持っていることがあります。いわゆるオープンマリッジと呼ばれ、夫婦間での合意を前提とした特殊な形です。
ただし、このような関係を維持するには夫婦それぞれの深い理解が求められます。世間一般の常識から外れたスタイルになるため、周囲の反応や道徳観を含めたトラブルを引き起こしやすい点がデメリットです。
関連記事:オープンマリッジとは?体験者の声をもとにメリット・デメリット、相手の見つけ方も
まとめ|リスクを考えて感情だけでなく冷静に行動しましょう
この記事では、既婚者同士が両思いになった時の7つの男性心理について、好意があるサインやリスク・対処法を交えて解説しました。
既婚者同士で両思いになったと感じていても、男性側の心理がわからずにモヤモヤしてしまう女性も少なくありません。相手の行動から心理や行為のサインを見極めることが大切です。
また、恋愛がうまくいって親密な関係になっても、実際には離婚の障壁や世間の視線、法的問題など現実的な壁が多くなります。感情だけに流されると、気付いたら罪悪感が芽生え、心身ともに大きく消耗するかもしれません。
一時的な癒やしを求めたいと考えた時は立ち止まって、リスクと覚悟のバランスを見据えながら後悔しない道を選びましょう。