旦那以外としたくなるのは普通?女性の心理や実際のエピソード、その対処法も

結婚生活が続くほど、夫とのセックスがマンネリ化してしまい、「旦那以外の男性としたい」と考える人は意外と多くいます。
しかし、実際にセックスをしてしまうと、「不倫」として離婚や慰謝料請求のようなトラブルを引き起こしてしまいます。一方で、その感情を我慢し続けると、ストレスとなって夫婦関係の悪化に影響してしまうでしょう。
まずは「旦那以外の男性としたい」となった心理や原因を探ることが必要です。それがわかれば、その後のアクションが起こしやすく、あなた自身の問題を解決できるかもしれません。
この記事では、旦那以外としたくなるのは普通なのかについて、女性の心理や実際のエピソード、その対処法も解説します。
旦那以外としたくなる女性は多い!その際の心理状況とは?
相模ゴム工業株式会社の調査によれば、結婚や交際している女性の2割近くが「パートナー以外の人とセックスをしたことがある」と回答しています(※)。
このように「旦那以外としたい」という思いは、意外と多くの女性が抱いている感情であることがわかります。
しかし、その原因を見落としたままでいると、不安や後ろめたさが膨れ上がるかもしれません。恋愛体質や自己肯定感の問題、夫婦間のマンネリやセックスレスなど、複数の要因が重なることでこうした気持ちが芽生えやすくなるのです。
自分を責めすぎず、何がきっかけで外に目が向きやすくなるのか、まずは項目ごとに確認してみましょう。
ここでは、旦那以外としたくなる女性の心理について、以下の7点を解説します。
- 恋愛体質で依存心が強い
- 自己肯定感が低い
- 結婚生活がマンネリ化している
- セックスレスで欲求不満
- 女性としての存在価値を確かめたい
- スリルを楽しみたい
- 家庭以外の居場所が欲しい
(※)参考:相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス」
関連記事:【実体験あり】既婚者がセフレをつくる7つの理由!不倫との違いや出会う方法、リスク・注意点も
①恋愛体質で依存心が強い
恋愛そのものを生活の中心に据えてしまうタイプは、新鮮な刺激やときめきを常に求める傾向があります。夫との関係が安定すると安心感は得られる一方で、同時に刺激不足を感じやすくなるため、ほかの男性に興味を抱くことがあります。
深い依存心があると「常に誰かに愛されたい」という欲求が高まり、少しの寂しさでも別の恋愛に目を向けてしまうケースも少なくありません。
②自己肯定感が低い
自分にあまり自信をもてない場合、夫からの愛情だけでは満たされないと感じやすい傾向にあります。このようなタイプは「本当に私は必要とされているのか」と不安になり、ほかの男性に褒められると一気に安心感を得られるため、その気持ちに依存してしまうのです。
夫とのコミュニケーションが少なくなるほど、肯定感を外部に求めようとする気持ちが高まるかもしれません。
③結婚生活がマンネリ化している
長く一緒に暮らすと、夫婦というより「仲の良い家族」のような感覚になりがちです。
最初の頃のドキドキや緊張感が薄れると、ときめきを失った寂しさを外で補おうと考えてしまうタイプも存在します。結婚生活が長く続き、日常に追われてコミュニケーションやセックスが減ると、心の隙間が生まれてほかの相手との恋愛を想像しやすくなるのです。
④セックスレスで欲求不満
セックスをする機会がほぼない状態が長引くと、身体的・精神的な欲求不満が高まりやすくなります。とくに、結婚生活が長くなると、夫からの積極性が失われてしまい、女性からアプローチしても断られるケースがあります。
このような状態が続くと、ほかの男性に満たされたい気持ちが強くなり、実際に行動に移すリスクも高くなってしまうでしょう。
関連記事:セックスレスで辛いと悩むあなたへ。夫が拒否する理由と解消するための7つのポイント
⑤女性としての存在価値を確かめたい
結婚や出産を経ると、以前より見た目や体力に変化が出るのは自然なことです。
しかし、自分の女性らしさに対して不安を抱き始めると、ほかの男性にときめかれて初めて「まだ私は魅力的」と感じる人がいます。夫が褒めてくれない、スキンシップが足りないといった状況が続くと、他者の評価に頼りやすくなるので注意が必要です。
⑥スリルを楽しみたい
安定感のある夫婦生活が続くと、単調さを持て余す場面もあります。とくに、冒険心や刺激を求める人は、「絶対にバレてはいけない」というスリルに惹かれることがあるため、危ない関係の魅力に負けてしまうケースも少なくありません。
最初は軽い好奇心でも、一度ハマると歯止めがきかなくなるリスクがあり、後々大きな代償を払うケースもあるため注意が必要です。
⑦家庭以外の居場所が欲しい
家事や育児、仕事などに追われるほど、自分の自由時間や心の余裕は減ってしまいます。
このような中で、夫婦間で共有できる時間が少なくなると、孤立感が強まり「ここではない別の場所で癒やされたい」と感じやすくなるでしょう。共感や気遣いを示してくれる男性が現れると、ほっとした瞬間に心が揺れ動き、関係を深めたくなる場合もあります。
【体験談】旦那以外としたい女性たちの声
相模ゴム工業株式会社の調査でもわかるように、一定数の女性は「旦那以外としたい」という感情を抱いています(※)。しかし、そのような感情が湧いてしまうこと自体は大きな問題ではありません。
問題は「旦那以外としたいと思った後にどうするのか」です。この問題を解消するためにも、具体的な体験談に触れ、自身の気持ちの整理や今後の行動を考えることが大切です。
ここでは、旦那以外としたい女性たちの声について、実際の体験談を紹介します。
(※)参考:相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス」
妊娠中に浮気されて気持ちがなくなった
ある女性は30代前半で子どもが3人います。
そのような家庭状況ではありましたが、高校時代から付き合ってきた夫に浮気をされ、性病まで移されたことが大きな衝撃になりました。それまでは夫を深く愛し、一生一緒にいると考えていたのに、事件後は夫との行為に抵抗を覚えるようになり、自分でも戸惑っています。
夫婦で話し合ってやり直す道を選んだものの、気持ちは追いつかず「夫以外の相手と恋や性的なつながりを持ちたい」という衝動がわき上がっています。しかし、子どもたちを傷つけたくない気持ちが強く、離婚は考えていません。
結局は夫と向き合わなくてはならないと理解しながらも、自分が再び夫を好きになれるのか迷いながら日々を送っている状況です。
参考:Yahoo!知恵袋「夫以外と恋がしたい。Hがしたい。...」
旦那以外とは手を繋いだこともないのに
22歳で既婚の女性は高校卒業後すぐに今の夫と交際し、21歳で結婚したため、ほかの男性とは手を繋いだこともありません。
結婚生活1年が過ぎ、会社の男性と話すだけで「どのようなセックスをする人なのか」と想像するようになってしまい、自分でも戸惑っています。一方で、夫が15歳年上で恋愛経験が豊富な点を不公平に感じ、不倫をしてしまうかもしれないと不安も抱えています。
妊活中にもかかわらず別の男性を思い浮かべ、罪悪感を強く覚えており、自分が最低なのかと悩む状況です。夫からは「ほかの男性に興味はないか」や「不倫はやめてほしい」と念を押されており、自分でも禁じたいと考えていますが、好奇心が収まらず困っています。
夫だけで十分に満たされていないわけではないとしながらも、経験の少なさに不満を抱き、葛藤を抱え続けています。
参考:Yahoo!知恵袋「私は22歳の既婚の女ですが、旦那以外の男の人と体の関係を持ちたい願望があります。...」
旦那の愛が暑苦しい
20代の女性は既婚で夫を深く愛してきましたが、最近仕事で知り合った30代の男性にときめきを感じています。相手の見た目よりも性格や趣味に好印象を抱き、仕事で頼りにできる点が魅力的と写っています。
夫は年下で優しく大切にしてくれますが、何度も「好き」や「可愛い」と伝えられることを少し暑苦しく感じるようになりました。仕事相手を意識するようになってから夫のだらしない面が目に付き、以前ほど夫にときめかなくなったのが悩みです。
ただ、不倫をするつもりはなく、仕事へのモチベーションが上がる程度の感情だと考えています。それでも自分の気持ちが枯れてしまったのではないかと感じ、夫へのときめきが戻るのか不安を抱いています。
参考:Yahoo!知恵袋「旦那以外の相手にドキドキが止まりません。...」
旦那以外としたくなったときの対処法
「旦那以外としたい」と感じても、衝動のまま行動に移すと後悔やトラブルを招きやすいでしょう。
とくに、実際に旦那以外とセックスをしてしまうと、後々、離婚や慰謝料請求などの大きなトラブルになってしまいます。最悪の場合には、家族とも会えない状態になり、すべてを失ってしまいかねません。
このような事態を避けるためにも、軽率な行動は控え、「旦那以外としたい」という感情と向き合いつつも慎重な対処が求められます。
ここでは、旦那以外としたくなったときの対処法について、解説します。
- 旦那以外としたい気持ちを受け入れる
- 好きな男性がいる場合は距離を置く
- プラトニックな恋愛を楽しむ
- 自分でしたい気持ちを発散する
- 旦那にオープンマリッジを提案する
①旦那以外としたい気持ちを受け入れる
まずは、自分が「旦那以外としたい」と感じている事実を認めることが大切です。
「そんなこと思うなんてダメだ」と否定しすぎると、自身に大きなストレスを与えてしまう傾向があります。ストレスを抱えすぎると、精神面だけでなく、身体面でも体調が悪化するかもしれません。
そのため、否定せずに「こう感じるのは自然なことかもしれない」と受け止め、自身の気持ちを整理していくことが大切です。
②好きな男性がいる場合は距離を置く
すでに特定の相手がいて強く惹かれているのであれば、環境や連絡手段を調整して、できる範囲で距離を置くのが賢明でしょう。
連絡を頻繁に取り合う距離感では、相手に対する気持ちが深まりやすい状況であるため、「旦那以外としたい」という気持ちが抑えられません。距離を置くことで、一時の感情が落ち着く可能性もあることから、自身の気持ちを整理する時間を作ることが可能です。
③プラトニックな恋愛を楽しむ
どうしても異性との関係で繋がりを求めたい場合には、体の関係に踏み込まないプラトニックな交際を大切にする選択肢があります。いわゆる「セカンドパートナー」というスタイルのことであり、近年では増えつつある考え方です。
セカンドパートナーと友人のように相談し合ったり、一緒に趣味を楽しんだりするだけでも、「セックスしたい」という気持ちが和らぐかもしれません。
ただし、曖昧なまま過度に甘えすぎると恋愛感情に発展しやすいので、ルールや距離感を意識する必要があります。
関連記事:プラトニックな関係とは?既婚者が求める心理や続けるためのルールを解説
④自分でしたい気持ちを発散する
身体的な欲求が強い場合は、セルフケアで性的欲求をある程度満たすのもひとつの手段です。
夫や誰かに頼るばかりではなく、自分自身をケアする時間を作ることで、冷静さを取り戻せることがあります。罪悪感を抱かず、「自分の体調や心の安定のために必要な行為」と考えてみると少し気が楽になるでしょう。
また、マンネリ化した場合にはアダルトグッズを利用するのもおすすめです。
⑤旦那にオープンマリッジを提案する
夫婦双方が納得できれば、結婚という形を保ちながら外の恋愛を認め合う「オープンマリッジ」を選ぶ手段もあります。オープンマリッジは海外の一部では主流であり、日本においても注目されつつある考え方です。
お互いがオープンに恋愛を容認していることから、罪悪感や虚無感などに苛まれる心配もありません。また、「不倫」や「浮気」にもならないため、トラブルに対する不安を抱く必要もないでしょう。
ただし、相手への理解や信頼が不十分なままオープンマリッジを始めてしまうと、破綻するリスクが高いため慎重に検討してください。単なる浮気の正当化にならないよう、夫婦間で「何をどこまで許容するのか」をしっかり話し合うことが必須です。
関連記事:オープンマリッジとは?体験者の声をもとにメリット・デメリット、相手の見つけ方も
オープンマリッジが可能なら、既婚者マッチングアプリの活用も!
互いの同意を得てオープンマリッジを進める場合は、既婚者向けのマッチングアプリで新しい出会いを探しましょう。
既婚者マッチングアプリとは、既婚者のみしか登録できないマッチングサービスであり、通常のマッチングアプリと比べても、既婚者が抱える悩みや不安の解消になりやすい特徴があります。サービス内で出会える相手も同じような悩み・不安を抱いていることから、相性の良い相手が見つかりやすい傾向があります。
もし、オープンマリッジが容認されていれば、これ以上にベストな選択肢はありません。
まとめ|旦那以外としたい気持ちを受け入れよう
この記事では、旦那以外としたくなるのは普通なのかについて、女性の心理や実際のエピソード、その対処法も解説しました。
「旦那以外としたい」という感情を抱いたのであれば、まずは「そんな気持ちを持ってしまうなんて」と自分を厳しく責めずに、どうしてそう思うのかを探ることが大切です。自身の気持ちを整理することで、その気持ちに対する対策が考えられるかもしれません。
この記事で紹介した体験談や対処法などを参考に、後悔のないベストな選択をしてください。